寺院情報案内センター

寺院情報案内センターはお寺に関する質問や相談にお応えして、必要に応じお寺のご紹介をしています。

 

 

 
下記INDEXから選択してクリックください。

 

 

 

 

 

1.忌明け(四十九日)法要の準備

 

4.当日の法要の流れ

 

1.法要の準備の流れ

 

 

 

 

2.香典返しと忌明けのあいさつ状

 

5.納骨と埋骨

 

 

 ・香典返しの準備と選び方

 

 

 

 

 

 ・香典返しをしない場合

 

6.お盆とお彼岸

 

 

 ・忌明けのあいさつ状

 

 

 

 

 

 

7.年忌法要

2.仏壇・位牌の準備と選び方

 

 

 

 

1.購入時期

 

8.仏事用語解説

 

2.仏壇の種類

 

 

・末期の水

・お 盆

 

3.仏壇購入のチェックポイント

 

 

・飾  り

・彼 岸

 

4.仏壇の祀り方

 

 

・一本花

・精進落し

 

5.位牌の種類

 

 

・一本線香

・仏 壇

 

6.戒名について

 

 

・一膳飯

・位 牌

 

 

 

 

・枕  経

・開眼供養

3.墓地の種類と墓石の準備と選び方

 

 

・戒名・法名・法号

・お 墓

 

1.墓地の種類

 

 

・経 帷 子

・納 骨

 

2.墓地の選び方

 

 

・焼  香

・分 骨

 

3.お墓の種類

 

 

・忌  日

・数 珠

 

4.墓石の形

 

 

・枕  刀

・お布施

 

5.墓石の種類

 

 

・施餓鬼会

・卒塔婆供養

 

6.開眼供養

 

 

・法  要

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

最近では、ご参列いただく方々の時間的な都合を考慮した上で、初七日の法要を葬儀当日に行うケースが非常に増えてきています。そういった中で、葬儀後に行なわれる法要として七十七日(四十九日)が最初にいとなまれています。 法要を行うにあったって、一般的な準備の流れをご紹介します。

 

 

 

1.忌明けの法要の準備の流れ

 

 

 

 

1.

菩提寺に連絡を入れ、ご住職のご都合もお伺いした上で、法要(四十九日)の日程を決定します。

 

 

※ライフデザイン研究所の寺院ネットワークの中からご僧侶様にお越しいただき読経していただくことができます。お気軽にお問合せください。

 

 

※正しくは故人のお亡くなりになった日から四十九日目に営むものですが、都合によって変更しなければならない場合には四十九日目よりも遅くならないようにしましょう。

 

2.

法要を営む場所の選定。(自宅、菩提寺、霊園等)

 

3.

招待者を決めます。(一周忌までは近親者や親戚だけでなく、故人の友人・知人も招きます。)

 

4.

案内状を出します。(電話で連絡することもあります。)

 

5.

香典返しと忌明けのあいさつ状の印刷の準備をしておきましょう。

 

 

※必ずしも香典返しをしなければならないというものではありませんが、現在では香典返しをするケースが圧倒的に多いため、されて当然と思っている人もいるようです。

 

6.

納骨の時期を相談しておきましょう。(四十九日に併せて行うのかそれ以降の法要にて行うのか)

 

7.

納骨をする場所や方法も相談しましょう。(墓地、霊園、納骨堂、散骨等)

 

8.

位牌を白木から塗り位牌に変える(戒名を彫ってもらうなど)準備をします。

 

9.

仏壇を購入するようであれば、位牌とあわせて揃えると良いでしょう。

 

10.

お斎(会食)をする場所や料理を予算にあわせて選択します。

 

 

※和食の仕出し弁当が一般的のようですが、最近はケータリング式の料理を用意したり、和洋折衷の料理など新しいスタイルが増えてきているようです。   

 

11.

供花・供物を手配します。

 

12.

忌明けにあわせて遺品の整理と形見分けをしておくと良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

2.香典返しと忌明けのあいさつ状

香典返しは仏式では七七日忌(四十九日)か、故人がなくなってから七七日忌まで3ヶ月にわたる場合は五七日(三十五日)の忌明け後に、忌明けのあいさつ状を添えて送るのが一般的です。

 

 

 

 

香典返しの準備と選び方

 

 

 

葬儀を終えるや否や葬儀関連業者によるさまざまな誘致案内が殺到することがあります。その中のひとつが香典返しの勧誘です。偽名を使って喪主の住所をつきとめ、電話やチラシによるしつこい勧誘を行ったり、大幅割引をうたっているものの破損品対する保証が全くなく交換が不可能であったり、依頼金額とは別の安い品物のカタログギフトの冊子を送られてきたというトラブルが発生しています。そのようなトラブルに巻き込まれないように、しっかりと判断をする必要があります。いつでもお気軽にライフデザイン研究所にご相談されてください。ご相談に応じたアドバイスをお伝えさせていただきます。

 

 

 

 

 

香典帳は記帳順になっていますので、金額別に整理すると便利です。

 

 

 

 

品物は一般的に使われる日用品がいいとされています。(お茶、砂糖、シーツ、タオルケット、石鹸、毛布など)都市部ではカタログギフトも人気があります。

 

一般的には「半返し」といわれるように香典金額の3分の1から2分の1程度の品物を返しますが、天寿をまっとうされた場合には同額に近いものを返すこともあります。

 

最近では即日返しが増えてきたこともあり、特に高額の香典をいただいた方以外には、もらった額の多少にかかわらず全員に同じ品物をお返しすることも多いようです。

 

いただいた香典の額に応じ、お返しの品を3種類くらい用意するというのも方法の1つです。

 

 

 

 

 

 

 

香典返しをしない場合

 

香典の本来の意味から言っても、きちんと御礼のあいさつをすれば香典返しはしなくても失礼になりません。
ただし、最近では香典返しをするケースが圧倒的に多いため、されて当然と思っている人も多いのではないでしょうか。お返しをしない場合は、その旨と使い道をひと言つけ加えるのが礼儀です。寄付などをした場合は、寄付先からもらったあいさつ状などをコピーして同封します。

 

※弔電のみいただいた方・・・品物でのお返しは必要なく、礼状をかきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

忌明けのあいさつ状

 

香典返し商戦の中、業者によっては「忌明けのあいさつ状」はもちろん「喪中の年賀状」まで無料でサービスしてくれるところもあります。商品の質もよく、サービスが充実したところを賢く利用されたらいかがでしょうか?ライフデザイン研究所へお気軽にご相談ください。相談に応じたさまざまな情報を提供させていただきます。

 

 

 

 

香典や供物・供花などをくださった方には、忌明け後、忌明けの法要をすませたことを報告するあいさつ状を送ります。忌明けのあいさつ状は現在では香典返しの品に添えて送るのが一般的になっています。

 

 

 

 

あいさつ状の文面は決まった形式があり、葬儀関連業者社やデパートなどで印刷してくれます。

 

すでに印刷してある書状に戒名を書き込むだけのあいさつ状も市販されています。

 

弔事の手紙は一枚で書き終えるのがしきたりのため、印刷する場合も巻紙に薄墨風の印刷をするのが一般的です。

 

巻紙は用紙の最初のほうから巻く逆巻きにするようにします。

 

※最近では形式にとらわれず、白いカードに自分の文章であいさつ状を印刷するケースも増えてきているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.購入時期

 

仏壇購入は忌明け法要、一周忌あるいは3回忌というように法要を営む時をひとつの区切りとして選ぶことが多いようです。しかし仏教的には根拠がなく思い立った時が一番よいのではないでしょうか?

 

 

 

2.仏壇の種類

 

仏壇の大きさ、安置場所によって台付仏壇、上置仏壇、また、素材・装飾の点で塗り仏壇・唐木仏壇、新仏壇などにわけられます。

 

 

 

仏壇の種類

仏壇の種類

仏壇の種類

台付き仏壇

仏壇、床の間、畳の上などに安置し、座って拝みます。台には引き出しが設けられており、念珠、経本などが収納できます。

 

上置き仏壇

たんすや棚の上などに安置します。紫檀、黒檀などの唐木を使ったものが多く、60cmほどの高さが一般的です。

 

塗り仏壇(金仏壇)

檜、杉などを使い、漆塗りした上に金箔で仕上げます。仏壇の内部は荘厳作りという技法で美しく飾っています。近畿・東海・北陸地方で祀られています。    

台付 100万〜1000万円位
上置 50万円位〜

唐木仏壇

金仏壇と比べると小型で、材質は桑、花梨、胡桃、桜、黒柿などが用いられます。金箔などの装飾はありませんが、黒檀や紫檀などの上質な色合いを生かしたものもあります。関東地方で多く使われています。 

台付 25万〜800万円位
上置 15万〜200万円位

新 仏 壇

合板やアルミニウム、プラスチックを用いたものです。虫がつかず、手頃な価格で購入できるところが特徴です。

 

家具調仏壇

ワインカラー、コーヒブラウンなどの合板で出来ており、扉を閉めておくと本棚やたんすのように、見えるものです。仏壇内部はコンパクトになっており、部屋の雰囲気をこわさない点で人気があります。

台付 20万円位〜
上置  7万円位〜

 

 

 

 

3.仏壇購入チェックポイント

 

1.

宗派にあったもの

 

2.

予算にあったもの・・・仏壇には仏具も必要です。また、位牌やご本尊なども含めた総見積もりを必ず出してもらいましょう。

 

3.

品質のチェック・・・材質、仕様を充分吟味した上で選びましょう。

 

4.

置き場所と家具の調和・・・住宅事情や生活習慣に合わせたほうがよいでしょう。

 

 

・神棚と向かい合わないように置く
・高いところに置かない
・落ち着いた場所に安置する

 

5.

ローンの有無

 

6.

アフターサービス・・・クリーニングや破損部分の修理に対応してくれるかどうか聴いて見ましょう。

 

 

 

 


唐木仏壇


金仏壇

 

 

 

お仏壇安置例
おまいりするときご本尊様を見下さない高さに置いて下さい。上置は何かの上、上台付は床から置いて下さい。また階段の下や廊下の下など人が上を歩く所はさけましょう。向きは仏教的にはどこでもかまいません。家族が集まり、おまいりしやすい所であれば良いでしょう。おまいりするときご本尊様を見下さない高さに置いて下さい。上置は何かの上、上台付は床から置いて下さい。また階段の下や廊下の下など人が上を歩く所はさけましょう。向きは仏教的にはどこでもかまいません。家族が集まり、おまいりしやすい所であれば良いでしょう。


 都市型住宅用

上置


 半間地袋付仏間用

別台上置


半間仏間用

台付


4尺〜1仏間用

大型

小さなものならタンスの上等に置くものや、大きめのものは押入上半分を仏間にしてその中に置くものです。高さ50cm位まで

地袋付の仏間に置くように設計されております。高さ120cm〜130cm位まで

床から置くタイプのもので、半間仏間用から一間仏間用までございます。高さ140cm〜170cm位まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.宗派によって異なる仏壇の祀り方

 

 

1.ご本尊の役割

 

 

ご本尊はその信仰の対象として、仏壇の中心に安置されています。仏壇を祀るとは、つまるところの本尊を礼拝することにもなります。

 

 

 

 

2.宗派によって異なるご本尊

 

 

天台宗・・・釈迦牟尼仏。阿弥陀如来や観世音菩薩の場合もあります。
真言宗・・・大日如来。
浄土宗・・・阿弥陀如来。舟形光背のついた阿弥陀如来の木造を祀ります。
浄土真宗本願寺派・・・阿弥陀如来。背後に光背を上下8本ずつ描いた絵像または木造を祀ります。
真宗大谷派・・・阿弥陀如来。本願寺派と同様絵像が一般的。大谷派では上に4本下に8本の光背が描かれています。
臨済宗・・・釈迦牟尼如来。
曹洞宗・・・釈迦牟尼如来か三尊仏。

 

 

 

 

 

『仏具とお供え』

仏壇は、仏教の理想世界を小世界に再現するためのものです。そこでより荘重に見せるためにお飾りが必要です。

 また、お供えは仏様を敬う気持ちを表し、「香」「花」「燈燭」「浄水」「飲食」の5つを「五供」とよびます。

左の絵は仏壇の中に飾られるものの一例です。宗派によって飾るものの内容が若干ことなりますので、購入の際は、専門家のお話を伺うとよいでしょう。

八宗

ご本尊
お位碑
吊灯籠
瓔珞
常花
絵ろうそく
打敷
茶湯器
仏器
仏器膳
高月
花立
線香立
マッチ消し
火立
香炉
リン一式

 

 

 

 

 

 

5.位牌の種類

 

 

位牌って?

 

 

亡くなった人の死亡念月日を記しておまつりするのが位牌です

 

 

 

 

 

位牌の謂れ

 

 

私たちは色の世界、つまり物質的な現象の世界に生きています。故人の霊魂は空の世界、つまり大自然の一大心霊の中で生きています。その霊魂が塔を形どった位牌に寄宿するというのが仏教の教えだとか。したがって位牌は先祖や故人の霊のとどまるところ、故人を象徴する大切な仏具の1つと言われ、朝夕礼拝することが最高に望ましいようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

位の種類牌

白木位牌(野位牌)

僧侶に戒名を書いてもらい、葬儀のときに祭壇に安置し、四十九日まで中陰壇に祀り墓所へもっていくものです。葬儀社で用意してくれます。

本位牌(黒塗り金箔つきや
唐木位牌)

忌明け法要の日までに本位牌を用意して置きましょう。法要の日に僧侶が白木の位牌から魂をぬいて、本位牌に魂をいれてくださいます。白木位牌は菩提寺に納めます。仏壇に納めるのは本位牌です。

種類と内容

 

・札板位牌(札位牌)

故人1人に1つずつ作られる位牌です。宗派による差はありません。黒塗りのもの、金箔をはったもの、蓮台をつけただけのもの、唐草模様を掘り込んだ豪華なもの等形は様々です。

・繰り出し位牌

先祖代々の位牌をまとめて収納できる位牌です。複数の位牌がまとめて納められ位牌の置き場所のないような場合に重宝します。屋根や扉が付いており、この中に戒名・法号を記した板の位牌を入れます。手前にある位牌は外から見えるようになっています。

・逆修牌
 (ぎゃくしゅうはい)

亡くなる前に戒名・法号をつけてもらい、位牌をつくる場合もあります。生前は朱色で文字を記します。

 

 

 

 

 


 塗り位碑


 唐木位碑


 繰出位碑

 

 

 

 

 

※浄土真宗では位牌を用いません。僧侶にお願いして、法名軸か過去帳に故人の法名をかいていただきます。

 

 

 

 

 

 

6.戒名について

 

戒名って?

 

死者に贈られる名前という意味ではなく本来は戒律を守り仏弟子となった証としてつけるものです。
※現代風に言えば、あの世での名前といったところでしょうか。(本来の意味は上記のとおりです。)現世では役所が戸籍の管理をしてくれますが、あの世では戒名をつけたご寺院が先祖代々の管理をしてくれます。(ご自分のルーツをたどってみてはいかがですか?)納骨先をよく考えた上で戒名をいただくのが良いでしょう。

 

 

 

 

戒名の謂れ

 

戒名は戒律を守り仏道修行に入った出家者だけに贈られるものでした。そのため一般の人には厳しすぎて、なかなかいただけるものではなかったようです。しかし、今日では儀式を受けたり、一定の講習に参加した人に授けれるようになっています。なお浄土真宗では戒律がありませんので、戒名といわず法名といいます。

 

 

 

 

最近の傾向
戒名をつけずに俗名でそのままお葬儀に望む方も非常に増えているのも事実です。価値観をきちんと考え認識した上で行動することをお勧めいたします。

 

 

 

 

 

 

 

宗派によって異なる戒名という呼び名

 

(ア)

戒名・・・天台宗・真言宗・浄土宗・禅宗など

 

(イ)

法名・・・浄土真宗

 

(ウ)

法号・・・日蓮宗

 

いずれにしても戒名・法名・法号とその名称は違っても、格別に格差があるわけではないようですので、名称にこだわることはないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

戒名に上下の差は無

 

戒名には上下や優劣があるかのように思われがちですが、それは大変な誤解です。正式な戒名は生前の俗名や経典にちなんで二文字で表されます。これはどのような身分の人でも、仏の世界は平等であることを表しています。院号や位号は仏の尊称であり、生前に寺院や社会に対する貢献度によって区別されます。

 

 

 

 

 

 

 

戒名の中で使われている文字が意味するもの

 

 

 

 

院号・院伝号とは

 

 

生前に一寺を建立するほど寺院に尽くした人か、それに値するほど社会に貢献した人につけられます。決してお布施を多く納めたからといってつけられるものではありません。

 

 

 

 

道号とは

 

 

戒名の上につけられるもう一種類の名。人柄や趣味などにちなんで付けられます。

 

 

 

 

位号とは

 

 

戒名の下につけられ、男女、老若によって異なります。

 

 

 

 

 

男  性

女  性

成  人

大居士・居士・大禅門・清信士(善士)・信士(清浄土)など

清大姉・大姉・大禅定尼・禅定尼・清信女(善女)・信女(清浄女)など

子供(15歳くらいまで)

童子・大童子・禅童子など

童女・大童如・禅童女など

子供(4,5歳以下)

幼児・嬰児・孩児など

幼女・嬰女・孩女など

 

 

 

 

 

 

 

忌明けを迎えると、遺骨はお墓に入ります。墓地の種類や墓石の種類などしっかりと比較・検討した上で、選びたいものです。

 

1.墓地の種類

 

1.寺院墓地

 

 

宗教法人が管理・運営を行っています。良い点は、お寺が近くにあるケースが多く、葬儀や法事に便利であり、僧侶に頼めばいつでも読経、供養してもらえます。

 

 

 

 

 

使用するにあたって知っておきたいこと

 

 

・原則として境内墓地を使用するのはその寺の檀家に限られます。
・新しく墓地を購入後は檀家になることを求められ、その宗派やしきたりによって法要等をとり行います。

 

 

 

 

 

申込み方法

 

 

・常時申込みを受付ていますが、定員になりしだい、締め切ります。そのつど寺院に確認をしてみましょう。

 

 

 

 

 

費用について

 

 

・公営墓地のほうがやや経済的。墓地取得にかかる費用や管理料が必要です。

 

 

 

 

2.公営墓地

 

 

都道府県や市町村などの自治体が管理・運営している墓地のことです。宗旨、宗派を問わず、永代供養料が比較的安く、管理が行き届いてる為、競争率は毎年増加しているのが現状です。

 

 

 

 

 

使用するにあたって知っておきたいこと

 

 

・申込者の募集後、抽選を行うのが一般的です。
・申込者の現住所がその自治体に限られることもあります。
・資格や条件は細かいので各自治体の墓地担当課(霊園課)に問い合わせましょう。

 

 

 

 

 

申込み方法

 

 

・申込みのしおりに添付されている使用申込書に必要事項を記入し、各自治体の墓地課に郵送します。(窓口での受付は行っていない所が多いようです。)
・申込者には抽選結果が通知され、当選した人を対象に書類審査が行われます。このとき戸籍謄本、本籍記載の住民票、遺骨の証明書を提出します。
(手続きを代理人に依頼する場合・・申請内容を説明できる人に頼みます。)

 

 

 

 

 

抽選について

 

 

・霊園別・埋葬場所の組別に行われます。当選順位により埋葬場所を割り当てられるので指定はできません。
・当選後、使用許可の日から3年以内に遺骨を埋葬しない場合は場所を返還します。

 

 

 

 

 

 

 

3.民営霊園墓地

 

 

厚生労働省から認可される経営主体は宗教法人、公益法人(財団法人または社団法人)となっていますが、現在では株式会社組織による企業が運営する墓地も増えています。

 

 

 

 

 

使用するにあたって知っておきたいこと

 

 

・宗教、宗派を問わず、誰でも利用できます。
・遺骨がなくても利用できます。
・居住地による資格制限がなく、区画がいっぱいになるまで常時受付を行っています。
・都市部の新しい霊園は近隣住民の反対や管理不十分なことも多いので、慎重に選びましょう。

 

 

 

 

 

申込み方法

 

 

・販売は申し込み順になっており、区画がいっぱいになるまでは常時、申込みを受け付けています。
・申し込む前には必ず現地を視察しましょう。
・申込み後は内金を入れ、使用料と管理料を払い込みます。

 

 

 

 

 

費用について

 

 

・公営墓地にくらべると使用料は多少高額ですが、制限が少ないところから人気が高まっています。

 

 

 

 

 

 

 

4.納骨堂・霊廟

 

 

遺骨を墓地に埋葬するまでの間、一時的に保管しておくのが納骨堂の目的とされています。ですが、最近はお墓としての機能を果たしていることも多いようです。寺院が運営しているところでは「霊廟」と呼ぶことがあります。

 

 

 

 

 

使用するにあたって知っておきたいこと

 

 

・民営と公営があります。
・故人の位牌などを安置できる仏壇式のほか、納骨壇だけを設けたコインローッカー式などさまざまなものがあります。

 

 

 

 

 

申込み方法

 

 

・公営は抽選方式をとっている年もあるので直接霊園に空き状況を確認します。
・公営の申込み資格は霊園と同じです。住民票・埋葬許可証が必要です。
・寺院運営は直接寺院へ申し込みします。永代供養をしてくれるところもあります。

 

 

 

 

 

費用について

 

 

・墓地や墓石を購入するよりもはるかに安くすむ点が特長と言えます。
・1年契約ごとに使用料を支払うケースが多いようです。
・寺院運営では永代使用料として年間管理料が必要です。

 

 

 

 

5.その他

 

 

最近では、埋葬の仕方も多様化しています。散骨といって海や川などに遺骨をまく方法、宇宙葬といって遺骨の一部をはるか宇宙へ飛ばす方法、遺伝子をキーホルダーのようなホルダーに閉じ込めるものもあります。また、山野葬といって埋骨した場所に植樹し、自然帰化するといようなものにも人気があるようです。費用は様々ですが墓地等の後々の管理料等のことを考えて比較されたらいかがでしょうか。

 

 

 

2.墓地の選び方

 

 

 

トラブルの中でも一番多いのが墓地に関するもの。墓地にはそれぞれ使用規定があり、資格や制限など様々です。業者に言われるがままに墓石を先に購入したら、その墓地では指定石材店以外利用不可だったために墓石を無駄にしてしまった。とか、葬儀の際、葬儀社に紹介された住職に故人の戒名をつけてもらった後に寺院墓地を探したところ、その寺院で戒名をつけないと墓地を利用できない、あるいはその寺院に対してお布施をつつまなければ墓地を利用できないと言われ、悲しい思いをさせられたという人もいるようです。
まずは、墓地選びの条件をまとめた上で、できるだけ多くの情報の収集に心がけましょう。ライフデザイン研究所では相談者の方がきちんと判断できるように、さまざまな情報を提供し墓地選びのポイントを紹介しております。お気軽に問合せてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

チェックポイント

 

1.

できるだけ多くの情報を集める

 

2.

信頼のおける管理会社(事業所)がある墓地を選択

 

3.

墓地の移転はないか、周囲住民の反対等はないか確認

 

4.

墓地の環境を確認

 

5.

墓参りしやすいかどうか交通の便を確認

 

6.

墓地の造成工事がしっかりしているかどうか

 

7.

日当たりや風通りはよいか

 

8.

水はけはよいか

 

9.

墓地内の道路や水道、トイレなどの清掃が行き届いているか

 

10.

駐車場やトイレ、売店などの施設は十分かどうか

 

11.

法事の手配はできるか

 

 

 

 

 

 

3.お墓の種類

 

 

 

 

お墓には次のような種類にわかれています。世襲的なもの、個人的なものとさまざまです。

 

1.

先祖墓・・・家族を祀り子孫へ受け継ぐお墓

 

2.

個人墓・・・個人だけを祀るお墓

 

3.

夫婦墓・・・夫婦を祀るお墓

 

4.

両家墓・・・長男、長女の結婚や一人娘の結婚により両家を祀ったお墓

 

5.

共同墓・・・友人や信仰を一にする者を祀ったお墓

 

6.

永代供養墓・合葬墓・・・継承者がいない人や承継を前提としない人を祀るお墓

 

 

 

 

 

 

4.墓石の形

 

 

 

 

最近では、墓石の形にはさまざまなものがあり、好みによって選ぶことができます。墓所の広さ、お墓の大きさ、形等を検討しましょう。

 

 

 

 


(洋式)


(和式)

 

 

 

 

他に壁墓地・自然石のお墓・宝塔等などもあります。また、故人の趣味などを形にした(例えばバイク・ピアノ・ゴルフクラブ・将棋の駒・魚など)墓石もあります。生前も死後も個性を表現する時代へと移っているのかもしれませんね。

 

 

 

 

よく「お墓を買う」といいますが、お墓を建てる場合にはお墓そのものと墓地の両方が必要で、それぞれ代金がかかります。墓地は不動産のように購入するのではなく、使用料を払って使用権を得るものです。使用料は土地によって違いがあります。
 価格は所在地の地価の2~3倍ともいわれますが、全国的にみると一区画4uで40万円〜80万円が一般的なようです。 この他に管理料が発生します。これは施設などの管理に使われる費用で、永代使用権を持ち続ける限り、支払わねばなりません。金額や支払方法はまちまちですが、年間で3000円くらい〜となっています。

 

 

 

5.墓石の種類

 

墓石として使われている石の種類は300種類以上もあります。最近の日本の墓石に使われている石のおよそ90%は中国からの輸入によるものと言われています。加工技術の向上と国内の競争力によって、日本の製品と遜色ないレベルになっているといわれています。

 

 

 

 

人気ベスト4

国産の主な産地

 

1.

花崗岩(かこうがん)・・・御影石など

1.

福島県

相馬石、浮金石

2.

斑レイ岩(はんれいがん)

2.

茨城県

稲みかげ

3.

閃緑岩(せんりょくがん)

3.

愛知県

三崎みかげ、岡崎みかげ

4.

安山岩(あんざんがん)

4.

香川県

庵治(あじ)石

 

 

5.

愛媛県

大島みかげ

 

 

6.

岡山県

北木石

 

 

7.

神奈川県

本小松石

 

 

 

 

墓石の価格

 

石の材質や大きさ、等級などにより違いがあります。数十万円から一千万円以上するものまでさまざまです。何度も建てかえることはありませんので、余裕をもった予算をたてておきたいものです。

 

 

 

 

・土地や石材店によって違いが出たり、工事費や彫刻費が別というところもあります。
 必ず自分でお店に足を運んで確かめ予算に応じてきめましょう。

・墓石の価格には加工料から据付までの費用が含まれているのが普通です。

・余分な装飾品を省いたり普及品を使うことで費用を抑えることも可能です。

 

 

 

6.開眼供養

 

僧侶の手によってお墓または仏壇に魂を入れてもらうことを開眼供養といいます。新しくお墓が完成した時や新しく仏壇を購入した際にこの供養を行います。

 

 

 

 

開眼供養の準備

 

1.

お墓(仏壇)の完成日が決まったら、その時期の忌日を選んで行うことが多いようです。(1周忌や三回忌などの年忌法要、お彼岸、お盆などの仏事に合わせて)

 

2.

菩提寺の僧侶に日程の相談をします。霊園の場合はライフデザイン研究所もしくは管理事務所に僧侶の手配を依頼します。

 

3.

法要(開眼供養)に招く人の選定をします。

 

4.

法要の日までに墓石に、故人の戒名、俗名、没年月日、没年齢などを刻んでおきます。

 

5.

当日の法要後のお斎(お食事)の手配をしておきます。

 

6.

僧侶にお布施を包みます。菩提寺以外の場所にきてもらう時はお車代も用意します。

 

 

 

 

開眼供養にかかる費用

 

1.

仏具の借り賃

 

2.

供物(菓子・果物)代

 

3.

花代

 

4.

納骨代(石材店に払います)

 

5.

僧侶へのお布施

 

6.

法要の後のお斎の費用

 

 

 

 

知恵袋情報

 

法要でお世話になった石材店や管理所の方には、「志」としてお礼を3,000〜5,000円位包む習慣があるようです。

 

開眼供養はおめでたい儀式なので、参列するなら紅白の祝儀袋を使います。

 

菩提寺や霊園へおこし頂くご僧侶様へのお布施の相場がわからない場合は檀家総代などに相談するか、もしくはライフデザイン研究所までお気軽にお問合せください。

 

 

 

 

 

 

 

1.

僧侶をお迎えに行きます。または、お車代を用意します。

 

2.

僧侶が到着されたらお茶の接待をします。

 

3.

仏壇にローソクを灯し、お花を生け、供物をそなえます。

 

4.

施主は礼服または略礼服を着用し、数珠を持ちます。

 

5.

法要は、一同着席、施主の挨拶、読経、焼香、法話の順に進められます。

 

6.

法要の後、お斎(会食)に移ります。

 

7.

席順は僧侶を主座に親戚・故人と親しかった順に並び、施主及び家族は末席に座ります。

 

8.

引物やお供物を分けてお渡しします。

 

 

 

 

 

僧侶にお布施をお渡します。
※法要の際の僧侶へのお布施は平均3〜5万円位が相場のようです。また、お車代は別途ご用意された方が良いでしょう。

 

 

 

 

仏教では死者は亡くなった日から数えて7日目にあたる初七日からふたなぬか二七日(14日目)、みなぬか三七日(21日目)、よなぬか四七日(28日目)、いつなぬか五七日(35日目)、むなぬか六七日(42日目)、しちしちにち七七日(49日目)と、7日目ごとに7回、死後の世界の裁判官であるえんま閻魔によって生前の功徳に対する裁判を受け、来世で行くべき場所が決定されると言われています。

そのため残された者は閻魔帳に記録されている罪業を消滅させるため、それぞれの裁判の日(忌日)に、故人の冥福を祈って法要を行います。なお七七日までの故人の霊がさまよっている機関をちゅういん中陰というため、忌日に営む法要を中陰供養ともいいます。

 また判決によって故人の霊が極楽浄土にいけるかどうかが決まる七七日が、一般にいう忌明けということになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

納骨の時期は特に決まってはいませんが、忌明けの法要(四十九日)または百か日をめどとして行うのが一般的です。すぐに納骨できないなどの事情がある場合は、とりあえず寺院や霊園などの納骨堂に一時預かりをしていただいたほうがよいでしょう。その場合は一周忌か三回忌をめどに、墓地への正式な納骨を行うのが普通です。

 

 

 

1.納骨法要の準備

 

1.

納骨の日取りが決まったら、墓が菩提寺にある場合は菩提寺へ、霊園などにある場合は管理事務所に連絡し、墓石を開ける手配をしてもらいます。

 

2.

事前にお墓の掃除をしておきます。

 

3.

納骨の時には埋葬許可証、宗派によっては卒塔婆が必要ですので用意しておきます。

 

4.

納骨式には線香、ローソク、お花、桶、ひしゃくなどを用意します。

 

 

 

2.納骨法要の流れ

 

 

 

 

菩提寺での法要の場合

 

1.

四十九等の法要があった際は本堂にて執り行った後、一同で墓地に移動し、納骨式を執り行います。

 

2.

納骨式ではまず業者などに墓の石蓋を開けてもらい、施主が骨壷を納骨室に納めます。

 

3.

石蓋を閉じたら、持参した卒塔婆を墓石の後ろに建て、墓前に花や線香、ろうそくを供えます。

 

4.

僧侶が読経を行います。

 

5.

参列者全員で順番に焼香して故人の冥福を祈ります。

 

 

※遺族の希望や宗派によっては分骨のうえ本山に納骨することもあります。

 

 

 

 

霊園での法要の場合

 

1.

四十九日等などの法要は自宅か寺院で行った後、一同で霊園へ出向いて納骨式を行うのが普通です。

 

2.

花立やしきみ、花、燭台、ろうそく、香炉、抹香などの仏具を用意する必要があります。
(墓地近辺の花屋や石材店に準備を依頼することもできます) 

 

3.

以下菩提寺の2)〜5)まで同様

 

 

 

3.位牌

 

白木の位牌は、納骨のときに菩提寺に納めます。納骨式までには仏具店で塗り位牌を求め、戒名をほってもらっておきましょう。塗り位牌は開眼供養の後、自宅の仏壇に飾ります。

 

 

 

4. 納骨法要後の会食

 

1.

納骨法要後、参列者全員で供養のための会食をするのが普通です。会食はお墓の近くや予算に応じた場所で行うことが多いようです。最近では自宅や料亭、レストラン、ホテルでの会食も増えてきているようです。

 

2.

会食の席では施主が納骨を終えたあいさつをしますが形式ばる必要はありません。

 

3.

かんたんな引き物を配ることがあります。

 

 

※引き物の表書き・・・忌明け後の納骨「忌明志」、忌明け前「粗供養」、「志」はどちらも可

 

 

 

5.遠方の墓に納骨する場合

 

 

 

 

遠方にある墓に納骨するにあたって注意すること

 

1.

遺骨は必ず喪主を含めた遺族が二人以上でもって移動します。

 

2.

遺骨の包みは両手で抱え持ちます。

 

3.

乗物に乗るとき、必ずひざに乗せて両手で抱え持つようにします。

 

 

※網棚にのせたり、座席に置いたりしてはいけません。

 

 

 

 

遺骨を運ぶときの服装

 

 

本来なら喪服を着用しますが、地味な平服なら良いでしょう。ただし、その場合は必ず喪服を持参し、納骨式の際には着用します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お盆

 

各地方、宗派によって様々なしきたりや習慣があります。8月13日から4日間までの期間行われることが多く、地方によっては7月15日や、旧暦の7月に当たる8月下旬からとされるところもあります。

 

お盆の最初の日を迎え盆(お盆の入り)、最後の日を送り盆(お盆の明け)と言います。

 

故人が亡くなってから始めての盆を新盆と言い、普段の盆より丁寧な供養をしますが、四十九日の忌明けより前に盆を迎えた場合は、新盆の供養は翌年に行います。

 

 

 

お盆の準備

 

1.

仏壇・仏具を清めておきます。

 

2.

仏壇・仏具を清めておきます。

 

 

 

 

 

精霊棚(しょうりょうだな)
真菰(まこも)の上に先祖の位牌を安置し、水や線香、供物を供えたもので地方によってはナスやキュウリに苧殻(おがら)を突き立てて、牛や馬にみたてたものを供えるところもあり、この牛や馬にのって先祖の霊が帰ってくるとされます。(精霊棚は仏壇がある場合、特別に設ける必要はありません)

 

 

 

 

3.

きれいに掃除した仏壇にはお盆の期間中、朝、昼、晩と3度家族と同じ食事を供えるようにします。これを霊具膳(りょうぐぜん)と言います。

 

 

 

迎え火

 

現在では門口の中で苧殻(麻の茎)を炊いて迎え火とするところが多いようです。この場合の火種も寺院や墓場の火であるところが多いようです。

 

 

 

 

七月盆の場合も八月盆の場合もお盆を始めるのはそれぞれのつきの13日で、この日の夕方に墓参りをして、先祖の霊を迎えに行きます。

 

 

 

 

墓参りには一族がそろって出かけます。着いたら一族の代表が花や供物を墓前にて備え、それから血縁の濃い順に合掌礼拝し、線香や水をたむけます。お墓が菩提寺の寺内にある場合は、仏前の火をいただき、それを提灯の中にいれその灯火で先祖の霊を家まで導きます。

 

 

 

 

迎え火の変形として有名なのが盆提灯です。門前に吊るされた提灯は、祖霊がやってくるための目印であり、またその家の中に祖霊が滞在しているしるしであるとされ鎌倉時代からこの盆提灯の風習はあります。

 

 

 

 

 

 

送り火

 

16日には送り火で祖霊をあの世に送ります。この時、先祖の霊があの世へ無事に着くようにと願いを込めて、門前で苧殻を焚きます。京都の夜を美しく彩る大文字焼はこの送り火の名残であるとされます。

 

 

 

 

 

 

精霊流し

 

精霊棚の供物は蓮の葉に包んだり、わらで編んだ入れ物に包んで(盆舟)明かりをともし、海や川に流しましたが、現在では一部の地域以外は行われていません。打ち上げ花火は元来、精霊送りの行事であったとされています。

 

 

 

新 盆

 

故人の四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆を「新盆」といいます。普段のお盆より手厚く供養します。

 

新盆には親戚や縁者から盆提灯が贈られる習わしがあります。(提灯の代わりに1,2万円程度の現金を「御仏前」と表書きして贈り、提灯は家族に買ってもらうようにしてもいいでしょう。)地域によって異なりますが、何もない絵柄のない白張提灯を新盆の時だけ使い、送り火で燃やしたりする風習があるようです。毎年のお盆には秋草の模様などの入った提灯を使います。

 

 

 

 

●自宅に僧侶を招き、読経(棚経)をしてもらいます。この時「お布施」を上書きとした不祝儀袋か半紙で謝礼(お布施)を包みます遠方より来て頂いた場合には「お車代」、昼時と重なれば昼食を召し上がっていただくか「御膳料」を包みます。

●お盆では生きている者に対する供養も行い健全な両親に対して供養を行うことを生身魂(いきみたま)と呼びます。

 

 

 

お彼岸

 

彼岸は彼岸会ともいい、春は春分の日、秋は秋分の日を挟んで前後3日間ずつのそれぞれ1週間のことを言います。また、彼岸の初日を「彼岸の入り」真中の日を「彼岸の中日」、最後の日を「彼岸の明け」といいます。

 

彼岸会の時には在家では仏壇を丁寧に掃除し、また墓参りするのが習慣であり団子をつくって供えることは日本中広く行われています。おはぎはお彼岸の時どこの和菓子屋の店頭に並ぶものですが、春に作るものを「ぼた餅」秋に作るものを「おはぎ」という説もあります。

 

彼岸には太陽が真西に沈み、その方向に向かって念仏すればかならず極楽に往生することができるとされています。それぞれの宗派の教えを守り修行に励む、いわば仏道習慣とも言えるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一周忌は亡くなった翌年と同じ日になります。
一周忌を含め法要は亡くなった日、すなわち予定の日より遅れて行うことはよくないと言われています。また、法要を営む場合は、寺院のご都合をよく確認しておきましょう。(ご住職様は大変忙しくしておられます。急なご依頼によるスケジュール調整は大変むずかしいのです。)

 

 

 

年忌法要の準備の流れ

 

1.

菩提寺に連絡を入れ、ご住職のご都合をお伺いした上で、法要の日程を決定します。

ライフデザイン研究所の寺院ネットワークの中からご僧侶様にお越しいただき読経していただくことができます。お気軽にお問合わせください。

 

2.

法要を営む場所の選定。(自宅、寺院、会館、霊園等)

 

3.

招待者を決めます。

 

一周忌までは近親者や親戚だけでなく、故人の友人・知人など広く招きますが、三回忌以降は近親者やごく親しい人たちにしぼっていくのが一般的です。

 

4.

招待者に日程と場所と時間の連絡をします。(案内状もしくは電話にて)

 

5.

参列者に配る引物や会食の準備をします。

 

ライフデザイン研究所で情報を提供し、手配することもできます。

 

6.

年忌法要日までにはお仏壇を掃除して、供物を供え焼香の準備をします。

 

 

 

法要当日流れ

 

忌明けの法要の流れと同様です。法要は一同着席、読経、焼香の順で進めます。年忌法要は永遠に続けることは少なく、普通は三十三回忌をめどに切り上げることが多いようです。仏壇の位牌は、寺院に納めたりします。

 

 

 

 

年忌の数え方

 

 

一周忌

翌年

二十三回忌

満二十二年目

三回忌

満二年目

二十七回忌

満二十六年目

七回忌

満六年目

三十三回忌

満三十二年目

十三回忌

満十二年目

三十七回忌

満三十六年目

十七回忌

満十六年目

五十回忌

満四十九年目

 

 

 

 

 

卒塔婆(そとうば)

 

年忌法要などの際に墓の後ろにたてる卒塔婆は、仏への追善供養として行われています。

 

 

 

 

塔婆供養をしたいとき

 

侶にあらかじめ依頼して、法要の当日までに経文や題目、戒名、起塔の年月日、施主の名前を卒塔婆に書いておいてもらいます。

 

希望をすればだれでも行うことができます。

 

近親者などで希望する場合、早めに施主に申し出て、まとめて僧侶にいらししてもうらうといいでしょう。

 

 

 

 

卒塔婆をお願いしたお礼について

 

法要のお布施とは別に包むのが普通です。

 

塔婆料は寺院によって決まっていますが、3,000円〜5,000円前後が普通のようです。

 

 

 

 

 

 

 

古くなった卒塔婆について

 

お墓参りにいった際などに拝礼した上で取り除くようにしましょう。

 

墓地の管理事務所で焼却をしてくれます。

 

浄土真宗では塔婆供養を行うことはありません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

末期の水

 

臨終間際の人が最後に水をもとめることからきたならわしで、死去後、居合わせた近親者が血縁の濃い順にその口もとをうるおします。あたらいい筆の穂や割り箸の先にガーゼか脱脂綿を白糸でまいたものに水を含ませて行ないます。

 

 

 

枕飾り

 

ご遺体の枕元に白木の台か経机を置き、三具足と呼ばれる花立、香炉、燭台を供えて飾ります。宗派により違いがあり、葬儀社がそろえてくれるところが多いようです。

 

 

 

一本花

 

死者の枕もとに立てる一本花は、魂のよりどころとして花一輪を供えるもので、現在ではほとんどがシキミが使われます。シキミはモクレン科の常緑小喬木で毒性があり、動物から仏を守るためとも言われます。

 

 

 

一本線香

 

香は火をつけると燃えて芳香を放ち続けるところから、命のかぎり仏道を歩む精進業を表すと言われます。線香はとりわけ扱いやすいため、立ち具合によって読経の時間を計ったりします。仏・法・僧の三宝にちなんで一般には三本ですが、略して一本を用います。

 

 

 

一膳飯

 

人は亡くなると、故人が日常使っていた茶碗にご飯を盛り、中央に箸を立てて枕飾りとして死者の枕元に供えます。土まんじゅうのようにこんもりと盛って箸をたてた姿が、円墳の墓標を立てた形になるところから今日まで伝わっています。不幸を他に及ぼさないという説もあります。

 

 

 

枕経

 

亡くなった後、僧侶にあげていただくお経で、死者はこれによって仏になるとされています。本来は納棺の前に行なわれましたが現代では地方により、また僧侶によって死去後すぐの場合や、納棺後にあげてもらう場合などがあります。

 

 

 

戒名・法名・法号

 

戒名は本来、生前に出家して仏の弟子になる時授かる名ですが、現在では俗界を離れた死者に菩提寺の僧侶から贈られます。真宗系は法名、日蓮系では法号とよびます。戒名は宗派や社会、寺院の貢献度その他により呼び名や位階等が異なるため、寺院にお問合せいただいたほうが良いでしょう。

 

 

 

経帷子

 

仏式で葬るとき、死者に着せる着物が経帷子です。手元に数珠をかけ、頭陀袋、六文銭をもたせます。生前に経文や各寺院の集印等を集めてこの浄衣を用意して置く場合もあります。近親者が縫い糸の終り結び目を省くならわしがありあす。死者にきせると生前の罪がつぐなわるとされています。

 

 

 

焼香

 

香を焚くことで自らの体と心を清め、雑念をはらい、仏に向かいます。また、立ちのぼる煙は故人が極楽へ向かうあらわれとされ、供養のため焼香を行ないます。式場の都合で「回し焼香」の場合もあります。宗派により回数、作法等異なります。

 

 

 

忌日

 

故人が亡くなった日で、命日のことです。仏式では亡くなってから七日目ごとに7回と、月忌、百か日にあたる日を指し、故人の追善をねがって法要を営みます。関東と関西では数え方が異なります。

 

 

 

枕刀

 

守り刀として遺体の枕もと布団の上に短刀を置くならわしで、魂が抜けたあとに悪霊が入るのを防ぐためといわれます。最近では木刀を用いますが、刃を故人に向けないようにします。カミソリやハサミなどを使う場合もあります

 

 

 

施餓鬼会

 

悪道に堕ちて飢えに苦しみ、災いをもたらす鬼や無縁の亡者の供物をほどこす法会で、法要にあわせて行なう場合があります。施主が自らの命に感謝し、長生きを願う意味があります。

 

 

 

法 要

 

残された遺族が故人の安らかな成仏を願い、一日も早く極楽へ到達できるよう供養をおこなうのが法要です。法要は死亡した日から数えて七日目の初七日法要にはじまり、七日毎に行っていきますが、これは仏教では死者が冥土へ行くと閻魔大王を筆頭とする審判官により七日目ごとに七回の審判が行われ、四十九日(満中陰)に死者の運命が決まると考えられているためです。この後一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌と年忌法要を執り行い、一般的には三十三回忌まで続けます。こうした法要の習慣は古くからありますが、インドでは四十九日まで、中国では儒教の先祖崇拝思想と結びつき三回忌までと回数が増え、日本に伝わってから三十三回忌法要まで行われるようになったといわれます。 

 

 

 

お 盆

 

正しくは盂蘭盆会と呼び、1年に一度、この日は死者の霊が家に戻ってくると伝えられ、各家庭では精霊棚を作り、迎え火をたいて先祖の霊をお迎えします。お釈迦さまの弟子、目連が畜生道におちて逆さまに吊るされているような苦しみ(ウランバナ)を受けている母を救う説話によるもの。あの世に行ってから、この世の業によって苦しんでいる先祖に変わり、生きている者が功徳をして、回向して救ってあげたいという願いが込められた行事でもあるのです。

 

 

 

彼 岸

 

春分と秋分の日を中日として前後3日ずつを合わせた1週間を彼岸と呼び、法会を行う日本独特の行事です。彼岸とは極楽浄土という真実の理想の郷(悟りの世界)を意味しており、迷いや苦悩に満ちたこの世の「彼岸」に対して、理想の彼方のところ「岸」をさす言葉です。本来お彼岸は悟りの世界へ向かう仏道精進の行事ですが、時代と共に少しずつ変容し、今日では先祖供養の法要とか、墓参りを意味するようになりました。

 

 

 

精進落し

 

精進とは本来「俗縁を絶って潔斎し、出家入道したのちは宗教的生活の一途に生きる」ことをいい、魚無視鳥獣を食べない意味へと転化してきました。家族の死後四十九日間の忌服中は、不浄なものをいっさい避ける習慣から、なま物をとらず、忌明けになったところで精進落しをしていました。最近では葬儀屋告別式の日、火葬場から戻って読経が済んでから、お世話になった人たちに感謝の気持ちを表すため、酒や料理を振舞って精進落しを行っています。

 

 

 

仏 壇

 

お仏壇は仏様をまつる高い所という意味です。単に先祖をまつるのではなく、その家の守り本尊をお迎えし、家族の心を清らかに養ってく上で欠かせない進行の対象を安置しておくものです。その原型は法隆寺の玉虫厨子に見られ、平安時代には貴族や豪族の間で個人的寺院である持仏堂が作られ、今日の仏壇の元となりました。室町時代に浄土真宗八世・蓮如聖人が浄土世界の象徴として金仏壇の安置を唱え、仏壇が庶民の間に急速的に普及しました。

 

 

 

位 牌

 

お位牌は御仏となった先祖や故人の霊のとどまるところ、故人を象徴し朝夕礼拝の対象とする大切な仏具のひとつです。戒名と死亡年月日を表面に書き、裏面に俗名、年齢を小さく書きます。位牌の起こりは、むかし中国で亡き人の官位や姓名、霊位を記した木牌を粗廟にまつったことに始まります。鎌倉時代に日本に伝わり、塔を形どった位牌が死者の霊魂が寄宿するという仏教思想の影響を受け、仏の姿を現したものにかわってきました。なお葬儀の時に使用した白木位牌は忌明けが済むと寺院に納め、本位牌を仏壇に安置します。

 

 

 

開眼供養

 

仏壇を新しく購入されてご本尊をお迎えしたり、お位牌を作ったときは、ご僧侶に開眼供養していただきます。これはご本尊やお位牌が零験ある尊像に生まれ変わることを目的とするものですが、仏壇に対してじゃご本尊を安置する清浄な場所になるようにとの意味合いも含まれています。開眼供養の呼び方は宗派によって異なり、真宗本願寺派では入仏式、大谷派では御移し、他の宗派では仏壇開き、入魂式ともいいます。また仏壇同様にお墓を建立されたときも開眼供養を行います。

 

 

 

お 墓

 

日本仏教では死後三十三年、五十年経てば成仏して祖霊に戻ると言われ、お墓を設けることはご遺骨を母なる大地に返すこととされています。独立した墓の場合は表面に仏名を彫り入れますが、一緒にして祭る合祀の墓の場合は「○○家之墓」「○○家先祖代々之墓」、あるいは「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」というように、その家の宗派で用いる名号や題目を彫り入れたりします。

 

 

 

納 骨

 

火葬が済んだ後、自宅へ持ち帰って祭壇に安置したご遺骨は、あまり長く家に置かないほうが良いといわれ、忌明けまたは一周忌までに納骨するようにします。納骨とは遺骨を納骨堂に納めることをいい、埋葬は墓地に納めることをいいますが、両方あわせて納骨と呼ぶことが多くなってきました。墓地を入手していない場合や何らかの事情で自宅での安置が長くなるときは、仮納骨といって寺院や霊園等の納骨堂に預かっていただくことができます。

 

 

 

分 骨

 

ご遺骨を別々に分け、本山やふるさとのお墓へ納めたりすることを分骨といいます。これはお釈迦さまが入滅のおり、荼毘に付された仏舎利が八ヶ所に分骨され、弟子たちの手で厚く供養されたことに由来しています。分骨は火葬時に分骨用の骨壷に納めておきます。納骨前に分骨することになった場合は、墓地管理者に依頼し、お経をあげていただいたあと分骨用骨壷に分骨し分骨証明書を発行してもらうようにします。

 

 

 

数 珠

 

数珠は仏事に欠かすことのできない法具のひとつで、念珠ともいいます。インドのバラモン教で数珠を使用していたのが始まりで、称名や蛇尼唱踊の回数を数えるのに用いられてきました。数珠の数は人間の煩悩と同じ百八個にするのが正式ですが、半分の五十四個にして菩薩の五十四階級、四分の一の二十七個にして二十七人の賢聖人をあらわすこともあります。数珠をもつときは左の手に持ち、合掌するときは房が真下に下がるように両手の四本の指にかけ親指で軽く押さえるようにします。

 

 

 

お布施

 

現在では仏事全般の謝礼としてお渡しする金品の意味に使われていますが、本来は「施して喜び、施した自分と、施しを受けた人と、施した物と、この三つをともに忘れるのが最上の施しである」の言葉のように、純真な物質的、精神的な恵みを意味しています。お布施には仏籍にあるものが世の中の人たちに与える精神的な施し<法施>、金銭などの財物を施す<財施>、社会の中で行う新設や愛情などの<無施>の三つがあるといわれています。

 

 

 

卒塔婆供養

 

故人を供養するために墓に立てる、六尺から八尺の長い板碑で、古代インドの供養塔をあらわす切れ込みを入れています。表に経文や戒名、裏に法要の年月日や施主の名前を書きます。法要中は仏前に、終了後は墓のそばにたてます。最近では、広く年回忌や盂蘭盆会、彼岸会などに供養します。

 

 

 

  

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