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「お寺へのお布施」
お寺を呼んだ場合のお礼をいいます。 ★主なもの

こちらの宗教者のお礼とは、葬儀費用と実費費用とは少し習性が異なります。宗教色を無くした、無宗教葬をご希望の方は宗教者のお礼は必要ないですが、僧侶や神職、牧師、神父を呼んだ場合に、必ず「お礼」という形でかかってきます。
【仏 式】
お布施について ●お布施とは? 現在では仏事全般の謝礼としてお渡しする金品の意味に使われていますが、本来は「施して喜び、施した自分と、施しを受けた人と、施した物と、この三つをともに忘れるのが最上の施しである」の言葉のように、純真な物質的、精神的な恵みを意味しています。お布施には仏籍にあるものが世の中の人たちに与える精神的な施し<法施>、金銭などの財物を施す<財施>、社会の中で行う新設や愛情などの<無施>の三つがあるといわれています。
仏式では、宗教者へ納めるお布施には、次の2種類があります。
1.読経をしていただいた事に対する御礼 関東では、「通夜・告別式・釜前(火葬場で炉に入る前)・初七日(式中もしくは式後)」が一般的です。※通夜の前に枕経を読んでもらう方もいます。
2.戒名を授けていたくにあたっての御礼 ※ただし、最近では、戒名をつけずに=俗名で葬儀をなさる方がいますが、仏教の教えの中では、戒名を授かってはじめてあの世に旅立つという考え方があるので、菩提寺がある方ですと、戒名を授けていただかないと納骨できないという現実があります。
戒名について
●戒名とは? 死者に贈られる名前という意味ではなく本来は戒律を守り仏弟子となった証としてつけるものです。 ※現代風に言えば、あの世での名前といったところでしょうか。(本来の意味は上記のとおりです。)現世では役所が戸籍の管理をしてくれますが、あの世では戒名をつけたご寺院が先祖代々の管理をしてくれます。納骨先をよく考えた上で戒名をいただくのが良いでしょう。
★戒名の謂れ 戒名は戒律を守り仏道修行に入った出家者だけに贈られるものでした。そのため一般の人には厳しすぎて、なかなかいただけるものではなかったようです。しかし、今日では儀式を受けたり、一定の講習に参加した人に授けれるようになっています。なお浄土真宗では戒律がありませんので、戒名といわず法名といいます。

●宗派によって異なる戒名という呼び名
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(ア)
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戒名・・・
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天台宗・真言宗・浄土宗・禅宗など
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(イ)
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法名・・・
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浄土真宗(親鸞聖人は「何一つとして戒を守れない凡夫だから弥陀の誓願によってのみ救われる」との教義を打ち立てた為、浄土真宗には戒名はない。仏弟子になるには「おかみそり」と受け、法名をいただく)
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(ウ)
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法号・・・
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日蓮宗(法華信者は霊山浄土に生まれるとされるため)
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※ いずれにしても戒名・法名・法号とその名称は違っても、格別に格差があるわけではないようですので、名称にこだわることはないでしょう。
●戒名の構成
「院殿号・院号」「道号」「戒名」「位号」の順に構成されていますが、今日ではまとめて戒名と読んでいます。
・戒名に上下の差は無
戒名には二文字、四文字、六文字などがあり、各宗派の習慣により異なります。また、宗派・宗門によって特定の文字を使用したり、加える場合もあります。それにともなって、戒名には上下や優劣があるかのように思われがちですが、それは大変な誤解です。正式な戒名は生前の俗名や経典にちなんで二文字で表されます。これはどのような身分の人でも、仏の世界は平等であることを表しています。院号や位号は仏の尊称であり、生前に寺院や社会に対する貢献度によって区別されます。
●戒名の中で使われている文字が意味するもの
・院号・院伝号とは 生前に一寺を建立するほど寺院に尽くした人か、それに値するほど社会に貢献した人に つけられます。決してお布施を多く納めたからといってつけられるものではありません。
・道号とは 戒名の上につけられるもう一種類の名。人柄や趣味などにちなんで付けられます。
・位号とは 戒名の下につけられ、年齢や性別、信仰心の篤さ、お寺や社会に対する貢献度など によっていくつか決められている。
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代表的な位号
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居士・大姉
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成人以上の男女で、人格・徳に優れ、信仰心が篤く、仏教の外護者として寺院社会に貢献する人に授けられる称号。院殿号などには大居士・清大姉の称号が用いられる。
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禅定門・禅定尼
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成人以上の男女で、参禅に精霊し、著しい宗教的境涯に到着した人に付けられる称号で、居士・大姉の次ぐ格式がある。
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信士・信女
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成人以上の男女で、仏教徒であればすべての人が授かる称号。上に清の字を加えて、清信士・清信女と呼ぶ場合や善士・善女と呼ぶ場合もある。
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童子・童女
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数え年で16歳以下の男女に用いられる。現在で言えば小・中学生の男女の年頃になる。うえに善の字を加えて善童子・善童女と呼ぶ場合もある。いずれも院号・道号は付けない。
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幼子・幼女
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2,3歳から小学生に上がる前までの男女に用いられる。いずれも院号・道号はつけない。
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孩子・孩女
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歩き始めて2,3歳までの乳幼児に用いられる。いずれも院号・道号はつけない。
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嬰子・嬰女
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1歳までの乳幼児・水子に用いられる。性別の判らない水子は嬰児を用いる。いずれも院号・道号は付けない。また、水子には「水子」の文字は用いないほうがよいとされている。
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