アクセス

 〒612-8322京都府京都市伏見区桝屋町614
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@京都南インター第二出口下車。R1南下「赤池」交差点東へ2キロ。清水病院の看板を目印に南へ200メートル。

A近鉄線 近鉄伏見駅 南へ徒歩8分

B京阪線 丹波橋駅 北口より出て、線路沿いに北上。踏み切りに来たら、西へ坂を下る。駅より徒歩15分。

 

解 説

 真言宗醍醐派

 開山は寛永十五年(西暦一六三八年)です。元禄十一年十二月二十七日には東山天皇より玉躰安穏祈願の御願を承り栄えました。創建当時は、現在の庚申堂に隣接する住吉児童公園を含む一帯がその境内で大きな本堂や堂宇が立ち並んでいましたが、明治の中期に本堂も含め取り壊され縮小されました。現在のお堂は当時の護摩堂が移築され、庚申尊(大青面金剛)を中心に諸佛が祀られております。

 

境内・本尊

庚申さん
庚申尊は大青面金剛を中尊とし、二体の童子・四体の夜叉・見ざる言わざる聞かざるの三猿等を眷属として祀られています。当山本尊の大青面金剛は厨子の中に納められており六十年に一度(庚申の年)の御開帳になります。
本尊 大青面金剛尊御前立
本尊の庚申尊の中尊に当たるのが大青面金剛尊です。大青面金剛尊は特に、傳死鬼病の難を辟除する仏、つまり伝染病を治す仏(ウイルスを退治する)として伝えられています。「三尸(さんし)の虫」を退治するのに最も適しているので庚申の中尊として祀られたのです。
位牌堂
本堂の隣に併設され、月並回向や水子供養が執り行われます。永代供養も受け付けています。

お猿さん

三猿 くくり猿
庚申尊の眷属として祀られるのが三猿です。見ざる、言わざる、聞かざるの三匹です。この写真の三猿は江戸期のものですが平成15年に修復されました。
くくり猿は猿が手足をくくられて動けない姿をあらわしています。 猿は人間の中にある、欲望の喩えであり、人間の中にある「欲望」が動かないように、庚申さんによってくくりつけられているのです。皆さんが願われたことを叶えようと努力しようとするとき、欲望のこころが動いて、それを妨げようとする、それをくくりつけ、庚申さんにうまくコントロールしてもらうためです。 ですから、ご自身の中でお猿さんが走り回るようにこの欲の心が動き出し、悪いことをしたり、努力を怠りそうなときたら、庚申さんの怖い顔を思い出して、「罰が当たる」と自身を戒め、くくり猿のように欲望のこころをコントロールしてください。良い行いをしていれば、くくり猿も庚申のお使いとして、皆さんを助けてくれることでしょう。

ご祈祷・ご相談

ご祈祷
当山は開山より約四百年の長きに亘り、祈願所として皆様の尊崇を集めてきました。本尊庚申尊の中尊に当たる大青面金剛の供養法は、天台寺門に於いては六箇の秘法の一つとされ大変威力の強い法です。大聖歓喜天(聖天さん)や毘沙門天等の天部に属し、恐ろしくも有難く、皆様を導きお助けくださいます。当山では、本尊庚申尊の供養法として「如法青面金剛法」を毎日一座欠かさずに修法され、信者方の諸願成就が祈られています。(山主が留守にする場合は運座(うんざ)といい前日にその座修法しております。)祈祷は通信でも受け付けております。現金書留で住所、氏名、生年月日、願意、何日祈祷を希望かを記入の上お送りください。
ご相談
当山は九星気学による運勢鑑定や、家相、方位の相談から、日常の些細なことまでご相談に乗っております。庚申さんに御伺を立ててその意思をお伝えさせていただきます。お寺はもともと悩み事や些細な愚痴を聞いてもらえる場所で、気軽に立ち寄れる場所でなければならないと考えております。お気軽にお参りしていただきたいと思います。メールでのご相談もお受けいたします。メールの場合、返事を聞き「お陰があった」。「聞いてよかった」とお思いになったら本尊さんにお供えを送ってください。原則木曜日の午前は、山主が常住して御祈祷、ご相談を受けています。その日以外は予約制です。変更の場合はHPお知らせの欄に表示いたします。