アクセス

 〒064-0946北海道札幌市中央区双子山1丁目10-12
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@ 地下鉄「中島公園」駅から山鼻線(啓56)「中島公園駅前」JRバス [12分]

A 地下鉄「円山公園」駅から旭山公園線(円13)・ロープウェイ線(円10)「円山公園駅前」JRバス [9分]、「界川」下車、徒歩5分。

 

 

 

解 説

 

 

 当山は京都府東山七条にある総本山智積院の末寺(全国3000ヶ寺)として、昭和5年(1930年)中央区大通り西19丁目1番地(現在の救急病院)に篤信者小川直吉他数名が札幌開拓延命地蔵尊をご本尊として開山。

 昭和10年札幌地蔵教会所として認可、昭和19年田中照純和尚が入寺し、昭和21年本山より「地蔵寺」の寺号公称を承り、真言宗寺院として確立された。

 昭和31年11月、建立地が札幌市有地だった為に現在地の双子山に移転。

 開山当時のご本尊札幌開拓延命地蔵尊は明治4年(1871年)9月24日に建立、檀信徒より「首なし地蔵」の愛称で親しまれ多くの方々がお参りに訪れている。

 現在の本堂は、開山80周年記念事業として現住職が発願、平成21年7月に完成されたものである。

 

本堂・ご本尊

札幌開拓延命地蔵尊(通称首なし地蔵)
開山当時のご本尊であり、現在は当山の寺宝としてご本尊内陣正面右側脇間に安置。

台座には明治4年9月24日建立、石工滝上増太郎と刻まれており、札幌開拓の草創期に造られた札幌最古の石佛地蔵として知られ、このお地蔵さんの行く所は皆今日発展を遂げ、俗に開拓地蔵と呼ばれるようになった。

また明治の初めに一時首が無くなり、大正の初めにその首が見つかったことから、首なし地蔵の呼び名で今も多くの檀信徒に親しまれている。

本堂 総木造り。随所に純国産の檜を使い、内陣の天井は二段折り上げの格天井となっており、又内陣及びご本尊を照らす照明は最新のLEDを使った仕様となっている。
地蔵寺外観(夜間)