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解 説

 当山は、和順山歓喜院法真寺と云い、慶長元年(1596年)に京都知恩院より、寺号を附与される。

 家康公御台所の天野図書(法真寺殿歓譽西喜大禅定門 寛永十年五月二十日寂)が、同家下屋敷を寄進し、寺の開基となる。この時の開山上人が、伝通院から来た栄誉泉良和尚である。本堂は 天保九年一月十六日に類焼したが、幸いな事に仏様は無事であった。現在の本堂は天保十年4月二十九日に上棟される。関東大震災や第二次大戦では何れも被害を免れ現在に至る。

 

仏 様

本尊 阿弥陀如来(座像) (伝 恵心僧都作)
腰衣観音
腰腹足の水火剣難疾病病等を快癒し、婦人は安産等の御利益がある。明治時代には、柳原二位局が、大正天皇御安産の祈願に参詣されたと伝えられ、樋口一葉の「ゆく雲」にも登場し一葉ゆかりの観音様でもある。

文京 一葉忌

樋口一葉が当山の隣に五歳から十歳までの間住んでおり、当時の法真寺の若僧とよく一緒に遊んだ。
 この若僧が「たけくらべ」の中に登場する「真如」のモデルと云われている。
 一葉は晩年、当山を「桜木の宿」と呼び、懐かしんだと云われている。